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リクルートエージェントって本当におすすめの転職エージェントなの?知名度抜群ですが、転職支援の内容や利用すべき人の特徴を覚えておかなければ、ミスマッチにつながってしまいます。ここでは、特徴や効果的に活用するコツなどリクルートエージェントのすべてをお伝えします。 |
リクルートエージェントは国内最多の求人数を抱える転職エージェントで、案件数は15万件以上(2017年7月現在)を誇ります。2017年度の転職決定者数は過去最多の約3万9000人を記録し、「20代」「30代」「40代」「第二新卒」「女性」とあらゆる方々の転職支援を担っています。
実績を積み重ね、知名度も抜群に高いリクルートエージェントの特徴を大きく3つにまとめてご説明します。
リクルートエージェントの求人案件は15万件以上、非公開求人が10万件以上と業界最多の案件を誇ります。非公開求人は、特定分野の経験者の募集や速やかな人材配置のために案内されている求人のことで、キャリアアップを希望する方や早急に転職先を決定したい方にベストな案件を探すことが可能です。
リクルートエージェントなら自分が希望する業界・職種の求人案件の選択肢が増え、内定獲得の可能性が高まるというメリットがあります。
リクルートエージェントの登録者は、無料で転職面接成功のノウハウを学べる「面接力向上セミナー」に参加でき、内定獲得に向けた実践的な面接練習を受けられます。リクルートエージェントが積み上げてきた転職成功のためのノウハウやキャリアアドバイザーのヒアリングデータをもとに、求人企業ごとに求められる人物像やよくある質問などを教わることが可能です。
本番を意識した模擬面接サービスもあり、内定獲得までのサポートを継続して受けられる点がリクルートエージェント独自の強みです。
リクルートエージェントでは志望業界の最新の動向、求人企業の職場環境、選考上のポイントなどの情報提供を積極的に行っています。独自に収集・分析した企業レポート「AGENT Report」は、職種・業界ごとに専門のキャリアアドバイザーが見聞きした情報がまとめられており、転職企業を決定するうえで貴重な判断資料として活用できます。
必要事項を入力するだけで簡単に職務経歴書が作成できる「レジュメnavi」も利用でき、在職期間中でもスムーズに転職活動ができるような独自サービスがそろっています。
リクルートエージェントはみんなが使う万能な転職エージェント
転職エージェントの中には、求人の業界・職種や登録者の年齢を限定的にした特化型転職エージェントがありますが、リクルートエージェントは業界・職種、年齢の対象を絞らない全方位向けの総合型転職エージェントです。
リクルートエージェントでは、港湾運送業や船員など一部を除く、ほぼすべての職種、業界の求人を扱っています。転職実績の多い職種は営業職、IT・通信系エンジニア、業界別ではIT・通信業や医薬業が多い傾向にあります。
登録者数は業界最大級の約64万3000人(2017年度実績)で、30歳以下の割合が全体の6割を占めます。
取引社数は約1万7,000社(2018年3月現在)で、約半数が中小企業、中堅企業25%、大手企業14%と続きます。中堅・大手企業を目指す30~50代の中高年・ミドルシニア層の転職活動にも活用できる転職エージェントです。
リクルートエージェントは求人案件数の多さ、知名度の高さともに業界トップを誇る転職エージェントです。転職活動を始める方にとって登録しておいて間違いありませんが、リクルートエージェントの転職サポートに向き、不向きな人がいます。リクルートエージェントがおすすめな方、あまり向いていない方の特徴をそれぞれお教えします。
リクルートエージェントは、多くの選択肢から転職先を選びたいという方にとってとっておきの転職エージェントです。さまざまな業種・職種から求人を紹介してもらえるので、希望条件に合った求人と出会う確率が高まり、転職活動をスピーディーに進めることができます。
選択肢が多い分、賃金が低く労働環境が悪いなどの質の低い求人もあります。転職先の希望職種や転職してどんな人材になりたいか、将来設計などがある程度決まっている人だと、リクルートエージェントの豊富な案件から選りすぐりの求人を紹介してもらえます。
リクルートエージェントは業務規模の大きさゆえにキャリアアドバイザー1人当たりの求職者の数が多く、どうしてもサポートの質に個人差が出てきてしまいます。時間をかけてゆっくりと転職サポートをしてもらいたい人や時間に追われるアドバイザーの意見をうのみにしてしまうような場合は、リクルートエージェント以外の転職エージェントを利用しましょう。
また、リクルートエージェントでは職務経験や業務のスキルが低い人、例えばニートやフリーターの方に関して、登録ができなかったり丁寧な転職サポートを受けられなかったりする可能性があります。その際は、リクルートキャリアが運営する就業未経験向け転職サービス「就職Shop」やハローワークを優先的に利用してください。
運営会社のリクルートキャリアが提供する転職関連サービスの一つに、転職サイトの「リクナビNEXT」があります。リクルートエージェントとリクナビNEXTには、サービス内容や活用方法でどんな違いがあるのでしょうか?それぞれの特徴をご紹介します。
リクルートエージェント | リクナビNEXT | |
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サービス内容 | 担当のキャリアアドバイザーが面接対応や応募書類の書き方などをアドバイスしてくれる | スマートフォンなどから気軽に求人案件や転職支援情報を見られる |
求人数 | 15万件以上 (ほとんどが非公開求人) |
約9,000件 (全て公開求人) |
活用方法 | キャリアアドバイザーから求人案件を紹介してもらう | ・希望の求人を自分で見つける ・スカウト機能でオファーを受ける |
登録が向いている人 | できるだけ早く内定獲得したい人 | 自分のペースで転職活動したい人 |
リクルートエージェントとリクナビNEXTの大きな違いは、「求人の公開・非公開」「転職エージェントの有無」の2点です。
リクナビNEXTのような公開求人は、求人の掲載期間中ならだれでも応募できることが特徴です。非公開求人がほとんどのリクルートエージェントは、自分に向いている求人をおすすめしてもらえるので、膨大な数の求人から自分の希望に合う案件を探す手間を省略できます。
業界・職種に精通したキャリアアドバイザーの転職支援を受ければ転職成功への確立が高まるのは確かです。ただし、リクルートエージェントのキャリアアドバイザーのサポートは1年も2年もずっと受けられるわけではないので、希望通りの求人がなかったり転職希望時期が流動的だったりする場合はリクナビNEXTの利用が向いています。
リクルートエージェントに登録したからには、最大限有効活用して内定を獲得したいところ。リクルートエージェントの上手な使い方や登録後の流れをお教えします。
リクルートエージェント登録後には一度、自信の経歴や希望条件を伝えて企業を紹介してもらう面談があります。面談の際、自身の仕事上での強みや希望条件をしっかりと伝えることができればよいのですが、話す内容次第で見当違いの求人を提示される場合があります。
このようなミスマッチを防ぐためにも、面談前に自己分析を行って自分のセールスポイントや転職の目的、転職先で叶えたい目標などをまとめておくことがポイントです。自信の情報を包み隠さず伝えきれさえすれば、リクルートエージェントの抱える豊富な求人からより自分の希望に合った案件を紹介してもらえる確率が高まります。
面談後もキャリアアドバイザーから随時別の求人を紹介してもらうことは可能です。ここでポイントなのが絶対に譲れない条件「MUST条件」、多少譲歩できる「WANT条件」をそれぞれ伝えることで、自分の希望に沿う案件を紹介してもらえます。
業界や職種、年収や残業時間など、希望条件を細かくMUSTとWANTに線引きして伝えると、リクルートエージェントのキャリアアドバイザーが膨大なデータの中から求職者にマッチした求人を探し出してきてくれます。詳細な条件をまとめて提出する姿勢は、アドバイザーに「やる気のある求職者」だと思ってもらう良い機会でもあるので、このひと手間をしっかりと行うようにしましょう。
リクルートエージェントのキャリアアドバイザーに転職活動の熱意がないと判断されないように、アドバイザーからの連絡を無視せず、こちらからも気になった点は積極的に相談するようにしましょう。在職中で電話に出られない方はメールでの連絡に切り替えるなど、連絡を密にとる習慣をつけましょう。
また、リクルートエージェントには若手のキャリアアドバイザーもいますが、厳しい労働環境の下でタスクをこなしているエリートです。キャリアアドバイザーがどんな人でも、求人案件のミスマッチにならないために本音をぶつけることが転職成功への近道と言えます。
リクルートエージェントは求人数15万件以上、業界NO.1の求人数を強みとする登録して損なしの転職エージェントです。
口コミ・評判は賛否様々ありますが、内定獲得に向けた転職面接対策の実施や豊富な非公開求人の紹介など、リクルートエージェント独自のサポートを受けることが可能です。
もしも、キャリアアドバイザーの対応が悪く転職活動が有意義に進まないと感じたら、アドバイザーの変更を申し出ること。リクルートエージェントに登録するうえでアドバイザー変更の判断が必要になる場合があることを覚えておきましょう。
転職活動を始めると同時にまずはリクルートエージェントに登録!リクルートエージェントのデメリットを補完し、キャリアアドバイザーの対応を比較するためにも他の転職エージェントと併用しながら転職活動を進めることをおすすめします。