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数ある転職サイトの中でも評判の高いリクナビNEXT(リクナビネクスト)。転職Q編集部が実際にリクナビネクストに登録し、診断機能やオファー・スカウト機能を最大限に活用する方法からオススメされている理由まで、体験談付きで解説します。 |
リクナビネクストは、国内転職サイトの中でも最多の859万人(※)が使う、登録・利用料無料の転職サイトです。第二新卒の20代からキャリア豊富の50代まで、幅広い年齢の転職者から利用されています。
求人数でも業界No.1を誇り、約14,000件を抱えます。求人の数が多い分業界・職種の幅が広いという強みがあるほか、企業から応募歓迎の求人が送られてくるオファー機能や自己分析の診断機能など、転職活動に役立つコンテンツが充実しているのがリクナビネクストです。
リクナビネクストは会員登録なしで求人を見ることは可能ですが、会員登録をしなければ求人への応募ができません。
求人の応募だけでなく、オファー機能や診断機能も会員限定のサービスとなっているので、リクナビネクストで転職活動を有利に進めたい方は会員登録が必須です。
大手転職サイトのリクナビネクスト、マイナビ転職、エン転職、dodaで正社員求人数(図中の赤色のグラフ)を検索してみると、リクナビネクストの正社員求人の多さは一目瞭然です。(2019年3月14日時点の検索結果)
求人数 | 正社員求人数 | 新着求人数 | |
---|---|---|---|
リクナビネクスト | 14,225件 | ◎ 13,305件 | 2,523件 |
マイナビ転職 | 10,349件 | 9,391件 | 1,503件 |
エン転職 | 6,981件 | 6,471件 | 1,292件 |
doda | 4,804件 | 4,479件 | 1,220件 |
リクナビネクストの正社員求人数は、国内転職サイト最大級の13,305件で、全体の求人のうち93%が正社員求人となっています。
また、半数以上が未経験歓迎の正社員求人なので、リクナビネクストは同業種を目指す方、異業種を目指す方関係なく、正社員になりたい方誰もが使いやすい転職サイトだと言えます。
オファー機能は、リクナビネクストに登録した自分のプロフィールや仕事のスキルに興味を持った企業から、応募の誘いを受け取れる機能です。
リクナビネクストのオファーは求人企業から届くだけでなく、求職者と求人企業をマッチングさせる転職エージェントから届くものがあります。
多くの転職サイトでオファー機能が導入されている中でも、リクナビネクストは提携する転職エージェント数が業界屈指の450社、dodaに比べて100社以上も多くあります。
画像引用:リクナビネクスト公式サイト
(転職Q編集部ライターに届いたオファー画面)
転職エージェントは、転職を成功させたら求人企業から収益が入るビジネスモデルです。
収益を少しでも上げるために転職サイトと提携し、オファーを送って人材を発掘しているのです。
転職エージェントのオファーは収益のためとはいえ、リクナビネクスト会員のスキルや経歴を判断したうえでオファーを送っています。
つまり、転職エージェントからオファーが届くということは、「優秀な人材で、転職できそうだ」と評価されたという意味です。
リクナビネクストのオファーに関する口コミ・評判には、
・「オファーで来る求人はブラック企業ばかり」
・「オファーが来た企業の面接を受けても内定を取れなかった」
などといった、ネガティブな声もあります。
しかし、転職希望者がオファーを活用する本来の目的は、単にオファーが来た企業から内定を獲得することではなく、自分で探しきれない求人を見つけ、自分のどんな部分が企業側に評価されているのかを確かめることです。
オファーによっては、名前も知らない企業でも自分のスキルを生かせそうな求人内容であったり、自分の職務経歴のどんなところを注目したのかを教えてくれるメッセージ付きのオファーが届くことがあります。
リクナビネクスト登録時にプロフィールや職務経歴などを入力しておくと、自分の情報が反映された履歴書と職務経歴書が自動で作成される「かんたん作成」機能を利用できます。履歴書はExcel、職務経歴書をWord形式でどちらもダウンロード可能です。
書類のテンプレートを印刷できる転職サイトは他にもありますが、個人情報を反映した履歴書、職務経歴書両方をダウンロードできるのはリクナビネクストだけです。
多くの転職サイトには職務経歴書の書き方の見本が掲載されていますが、中でもリクナビネクストは職種別の見本が特に多く掲載されています。転職サイト別の例文の数は以下の通りです。
リクナビネクストで求人を掲載している職種の大半の例文を用意。職種ごとに、職務経歴書に書くべき仕事の実績や文章のまとめ方などが詳しく書かれています。
確実に内定を獲得するには、職務経歴書に仕事で心がけたポイント、転職先で生かせそうなスキルなどを記載して応募企業に自分を売り出す必要があります。リクナビネクストなら
・例文をなかなか見つけられない方
・未経験職種に転職したい方
なども例文を参考にして、面接官や企業に見せる職務経歴書の作成が可能!
リクナビネクストではグッドポイント診断という自己分析ツールを利用できます。
リクルートキャリアが求人企業からヒアリングして集めた採用データをもとに開発したものなので、高い信頼性を期待できます。
実際に転職活動で行われる適性検査のような問題に答えることで、自分の強みを診断。「慎重性」「柔軟性」「受容力」など18種類の中から5種類が強みとして診断され、診断結果は8,568通りにも及ぶ本格的な自己分析ツールと言えます。
画像引用:リクナビネクスト公式サイト
(転職Q編集部ライターのグッドポイント診断結果)
転職を成功させるためには自己分析が大事だとよく言われますが、何をどうすればいいのか分からない人も多いことでしょう。グッドポイント診断で分かる強みは、履歴書の自己PRを書く時や転職面接で自分の強みを話すネタとして活用できます.
質問内容は「決断は慎重に行うor思い切りよく行う」「リーダーよりは補佐役が性に合っている」などで、自分に当てはまるか当てはまらないかを選ぶだけ。事前にSPIなどの勉強をする必要はありませんでした。
グッドポイント診断は1度スタートすると、中断や途中保存ができない診断でした。早くとも30分はかかり、仕事の合間やちょっとした空き時間で終わらせるのは難しいと思うので、帰宅後などゆっくりと時間のあるときに回答することをおすすめします。
グッドポイント診断は1回しかできず、前の質問に戻ることもできませんでした。答えるのに慎重になるかもしれませんが、制限時間も設けられているので、頭で深く考えず直感的に答えるようにしましょう。
リクナビネクストは、オファー機能やグッドポイント診断などの各機能の利用料、登録料や退会料も一切かからない完全無料の転職サイトです。
また、会員登録後に電話がかかってくるといった煩わしさもありません。
退会はログイン画面から「退会手続き」を選択すれば即日登録が解除されます。その時点で求人企業が職歴や自己PRなどの自分の登録データを閲覧できなくなるので、オファーも届かなくなります。
リクナビネクストの初期登録自体は1分ほどあればすぐに完了します。
ただし、この段階ではまだ求人に応募できるようになっただけで、リクナビネクストにある様々な転職支援ツールを十分に使えるわけではありません。
続けて「学歴・語学・資格」「経験した仕事」(経験職務チェック)などを入力することで、自分におすすめの求人情報がメールで届いたり、企業からのオファーが来るようになります。職歴などの情報入力はおおよそ5分で終わります。
このような理由からも、リクナビネクストを登録しない手はないと転職Qでは考えています。
5分ほどで登録完了なので、仕事の昼休み中や帰宅の電車の中でも登録はできます。
リクナビネクストで自分のスキルやキャリアに見合った求人を見つけたい方は、時間をかけてでも詳しい「職務経歴」「自己PR」「希望条件」などの情報を登録することをおすすめします。この作業によって
・自分の希望に沿った求人が送られてくる
・即戦力と認識され、面接確約のオプションが付く求人が増える
など、給料や勤務地が希望通りの企業やスキルを生かせそうな企業からのオファーが増えることがあります。
ログインすればいつでも内容変更は可能なので、時間のある時に登録情報をすべてを入力しましょう。
リクナビネクストの機能をいつでも、どこでも使えるようにするのが、アプリ版リクナビネクストの「転職ならリクナビNEXT」です。
iOS版、Android版両方リリースされており、もちろん利用は無料。webサイトとアプリは情報を同期でき、アプリで使えるコンテンツは「求人検索・応募」「オファーのプッシュ通知」「転職コラム」「レジュメの修正」などです。
アプリで求人検索する場合、「職種」「年収」「経験業務」など絞り込みした項目が自動で保存されるので、いつでもすぐに自分の条件に合った求人を探せます。
Webサイトでは、検索するたびに絞り込まないといけないので正直面倒くさいです。
スマホでの利用が推奨されているアプリは、面接日のお知らせを面接前日と面接当日にプッシュ通知。スマホのロック画面に直接表示されるので、面接日を見逃す恐れはありません。
人によっては登録後、今の職場からオファーが届くこともあるらしいですが、決して氏名や住所などの個人情報が公開されてばれているわけではありません。
個人を特定する情報は、企業側には絶対非公開となっているので、今の職場からオファーが来てもそれは単なる偶然と判断して大丈夫です。
現職や取引先など特定の企業からのオファーをブロックする機能があるので、気になる方はマイページで簡単に設定可能です。
リクナビを使っていた方でも、新しくリクナビネクストの会員登録が必要です。「リクナビ2019」「リクナビ2020」など新卒(既卒)者向け就活準備サイトのリクナビにログインする「リクナビID」と、リクナビネクストのログインに使う「リクルートID」は別物なので注意しましょう。
退会手続きを行った後でも、同じリクルートIDを使ってリクナビネクストにログインすると新規会員登録状態になるため、再びメールが送られてきます。
また、リクナビネクストでなく「リクルートID」でのメールマガジンが届くこともあるので、全てのメールを停止したい場合はリクルート公式サイトからリクルートIDの退会手続きを行ってください。
リクルートキャリアが運営する転職エージェント「リクルートエージェント」と転職サイトのリクナビネクストでは、サービス内容や活用方法でどんな違いがあるのでしょうか?それぞれの特徴をご紹介します。
転職サイト | 転職エージェント | |
---|---|---|
リクナビネクスト | リクルートエージェント![]() |
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特徴 | スマートフォンやアプリ、PCから気軽に求人案件や転職支援情報を見られる | 担当のキャリアアドバイザーが面接対策や応募書類の書き方などをアドバイスしてくれる |
求人の探し方 | サイト上に掲載されている求人情報を自分で検索する | 自分の経験や希望を元に、キャリアアドバイザーから求人情報を紹介してもらえる |
独自サービス | ・オファー機能 ・グッドポイント診断 |
・面接対策セミナーへの参加 ・企業分析レポートの閲覧 |
応募・面接の日程調整 | 自分で全て行う | 給与の条件交渉を含み、キャリアアドバイザーが代行 |
簡易さ | いつでも気軽に情報収集できる | キャリアアドバイザーとの面談が必須 |
利用期限 | 無期限 | 約3ヶ月間(更新可能) |
リクナビネクストは常時豊富な求人を検索・応募できるという特徴から、以上のようなマイペースに転職活動を進めたい人の利用がおすすめです。
リクルートエージェントはキャリアアドバイザーによる親身な転職サポートが売りですが、裏を返せば、頻繁に連絡をやり取りする必要があるということです。
また、求人はキャリアアドバイザーとの面談をしなければ求人を紹介してもらえません。そのため、仕事で忙しい方でも面談のために1時間ほど時間を作るのは必須で、休日の土日に面談をしなければいけないケースも出てくるでしょう。
リクナビネクストの求人選びは、オファー機能も活用することで自分のスキルを生かせる求人を見つけられる可能性が十分あります。
リクルートエージェントのサポート期間である3ヶ月以上の時間をかけても、自分のペースで転職活動を進めたい方こそリクナビネクストが向いていると言えます。
リクナビネクストは求人数が多い分、いわゆるブラック企業求人も掲載されています。
ミスマッチしないためにも応募前に、掲載求人だけでは分からない実際の職場の雰囲気や従業員の離職状況などの情報を収集する必要があります。
できるだけ正確な情報を集めるためには、普段から企業の担当者とやり取りしている転職エージェントに相談するのがおすすめ!
転職に失敗して人生を棒に振るよりだったら、少し面倒に感じても転職エージェント数社に登録して、企業情報を集めておきましょう。
このひと手間が、ミスマッチせずに転職に成功するコツなのです。
リクルートエージェントは、面接対策や約20万件の非公開求人(※)から自分のスキルを生かして活躍できる企業を紹介してもらうことができ、以上のようなすぐにでも転職したい人の利用がおすすめです。
※.非公開求人とは?
企業が早急に即戦力人材を集める際や企業の極秘事業にかかわる人材を求めるときなどに使う求人広告。基本的には転職エージェントに登録しなければ確認できず、採用にはスキルを求められる分待遇の良い案件も多くあります。
1人で対策を練るよりも効率的に転職活動ができますが、リクルートエージェントのサポート期間は約3ヶ月間と設定されています。
あまりに転職活動が長引けば「転職が難しい人材」として認識され、紹介される求人が少なくなったり、個別のサポートの頻度も下がったりして結局は自分1人で転職活動をすることになってしまいます。
リクルートエージェントは、キャリアアドバイザーを活用できれば高い確率で内定を獲得できる効果的な転職エージェントです。
サポート期間の3ヶ月間は、キャリアアドバイザーとのやり取りや転職準備でとても忙しくなりますが、今すぐの転職を考えている方にリクナビエージェントはぴったりです。
リクルートエージェントは転職エージェント業界トップの非公開求人数を誇ります。
しかし、ここで気をつけるべきなのがキャリアアドバイザーからのおすすめ求人が必ずしも自分の希望通りとは限らないということです。
リクルートエージェントは求人をたくさん抱える分、利益を上げるためにマッチングを成立させなければならず、強引にいろいろな企業に応募させようとする場合もあります。
つまり、リクルートエージェントでの転職活動は担当のキャリアアドバイザーとの相性にも左右される可能性があるのです!
求人はなるべく多く紹介してもらい、相性が合わない場合はキャリアアドバイザーを変えてもらうことも大切です。
リクナビネクストの登録を検討している方や、現在リクナビネクストを使って転職活動をしている方の中には「やっぱり自分1人だけで内定獲得は難しい…」と不安になることもあると思います。
そのような時は、リクナビネクストが全国各地で開催している合同企業説明会の転職フェアに参加して、企業の説明を受けたり転職に役立つ講演会に参加したりしてみましょう。
リクナビネクストでは「はじめての転職フェア」というタイトルで、東京、名古屋、大阪、福岡などの都市部を中心に毎年開催しています。
年齢や転職回数に関係なく誰でも参加可能となっており、近年の傾向として20代30代の割合が前代の約9割を占めます。マイナビ転職、dodaなどの同業大手の20代30代参加者は6~7割なので、「はじめての転職フェア」がとりわけ第二新卒や若手に人気のあるイベントであることがよく分かります。
リクナビネクストの転職フェアでは午前、午後の2回、参加企業が順番に簡潔な企業説明を行う「企業プレゼンテーション」を行っています。
プレゼンを聞くことで、参加企業の事業内容や求める人物像などをおおまかに把握できます。
個別に訪問する企業ブースのめどをつけ、時間の許す限り積極的に話を聞きに行きましょう。
リクルートエージェントのキャリアアドバイザーとの面談はとても人気で、その場で職務経歴書の書き方や求人選びのアドバイスをしてもらうことができます(非公開求人の紹介は無し)。
リクルートエージェントでどんなサポートを受けられるのか、転職フェアで体験してみましょう。
リクナビネクストの転職フェアは入退場自由で参加無料!webサイトだけではわからない「リアルな転職情報」が見つかるはず!
登録者業界No.1のリクナビネクストの評判の理由は、大手転職サイトと比べて正社員求人の選択肢が多く、オファー機能を活用して自分のスキルや希望に合った企業を見つけられる可能性が高い点にありました。
リクナビネクストはリクルートエージェントのキャリアアドバイザーによる対面でのサポートはありません。
しかし、グッドポイント診断や職務経歴書の作成ツールなどを使いこなせば面接対策や書類作成にかける手間が少なくなり、転職活動をスムーズに進めていけます。
リクナビネクストは時間をかけてでも希望の企業を見つけたい方、1人でコツコツと転職活動を進めたい方など全ての求職者におすすめです。
転職に役立つ様々な情報をGETできるリクナビネクストの登録が、転職成功への第一歩です!